防災士のコラム
防災士の目線で災害について考え、災害に強いLPガス設備について知っていただく
2019年プロパン・ブタンニュース 新年特大号 GHPは1973年と79年の2度の石油ショックの経験から過度な石油依存からの脱却、ガス空調シェアの拡大、下記のガス需要拡大を目的に開発がスタートし、約10年の開発期間を経て87年に大手都市ガス会社3社から背k式販売された。正式発売後も高効率化に向けたたゆまぬ技術開発を続け、正式発売から30年以上が経過した現在、ビル用マルチ空調市場において確固たる地位を築いている。 ヒートポンプはエネルギーを熱の移動に使う。暖房時には屋外の熱を集めて部屋に運ぶことで暖め、逆に冷房時には室内の熱を外に出して冷やす。この熱を集めて運ぶ役割をするにがヒートポンプであり、熱を発生させるために投入エネルギーを使うのではないため省エネ性が高い。 ここまではGHP(ガス空調)もEHP(電気空調)も同じだが、ヒートポンプサイクルにおいてEHPはモーターを使うのに対し、GHPはガスエンジンで行うことが大きな違いだ。これにより、GHPの消費電力は標準機でEHPの10分の1程度、発電機能が付いたタイプでは100分の1程度となり、下記に最も電力を消費する空調分野での負荷を平準化し、ピーク電力カットに貢献することになる。 初期機においてトラブルが多く発生したGHPだが、故障対策を新たな生産機に反映させることを繰り返し、現在の機会は高い信頼性を得ている。NOx対策や騒音、振動の低減など、環境負荷への対応もできており、さまざまなニーズに応えるために機器のバリエーションも豊富にそろえている。 【池田商会】
当社は、1990年代より自社にGHPを採用し、約30年間運用してきました。 実際に初期機は、悲惨でした。多くのガス屋が導入しましたが、軒並みEHPへ舞い戻ってしまうくらいでした。 現在でも、GHP恐怖症のガス屋は多くいると思います。 しかし、記事にもあるように失敗を糧に強くなった現行のGHPは、EHPに劣らず超高効率かつタフになり、機能面・コスト面でお客様にメリットを出せるようになりました。 もちろん、EHPに敵わない部分もあるため、すべてのお客様にメリットが出るわけではありません。 最近ではGHPとEHPの良いとこ取りができるようなハイブリッド空調システムも登場しました。 当社は、お客さまの環境に合った空調提案をしていきたいと考えています。 コメントの受け付けは終了しました。
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6月 2020
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