防災士のコラム
防災士の目線で災害について考え、災害に強いLPガス設備について知っていただく
毎年、国内7都市で開催されているGHPフォーラム。 定員は75名程度で九州一帯からGHP関連業者の責任者が出席します。 筑豊の取扱業者としては、おそらく池田商会だけだったのはないでしょうか。 GHP(Gas Heat Pump)は、1979(昭和54)年に通産省の研究補助事業の対象として、都市ガス3社(東京ガス、大阪ガス、東邦ガス)とエンジンメーカー等15社による「小型ガス冷房技術研究組合」が設立され、ガス冷房技術として研究が開始されました。1987(昭和62)年9月1日に世界で最初に発売されたGHPは今日にいたるまで、電力に換算して940万kw、原子力発電所9基分を出荷しています。 GHPフォーラムを主催しているGHPコンソーシアムは1986(昭和61)年、LPガス仕様のGHPのための技術移転の受け皿としてLPガス業界有志により組織され、GHPの普及のための活動をしています。 今年のテーマは 「新時代 GHPに新たなチャンス ~学校空調と国土強靭化~」 学校空調は、まさに一種のブームです。
全国で活発化している学校・体育館空調においてGHP(ガス)とEHP(電気)の競争が激化しています。 すでに学校・体育館空調でGHPがスペックされた事例発表を聞いて、コスト面、機能面において、学校及び体育館においてはGHPはEHPを凌駕していると改めて感じました。 【見積書作成期間の大幅短縮】 従来、メーカーに設備及び工事のイニシャルコスト、ランニングコストを算出してもらう必要があり、1~2週間ほど時間がかかりました。 今回のGHPフォーラムでは、メーカーが行う見積提案書作成ノウハウを知ることができ、今後は弊社でもイニシャルコストだけでなく向こう15年間のランニングコストを算出した見積提案書(概算)を3日以内に作成できるようになりました。 ガス発電機も含めると未だメーカーに依存する部分がありますが、GHP+ガス発電機の総合見積提案書の作成期間が1/2になったということは販売業者にとって、お客様にレスポンスの良い対応ができるため大きなメリットとなりました。 コメントの受け付けは終了しました。
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TOPページへ(有)池田商会災害に強いLPガスの使い道を知っていただくために「LPガス×災害」をテーマに情報発信します。 Archives
6月 2020
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