防災士のコラム
防災士の目線で災害について考え、災害に強いLPガス設備について知っていただく
2019年 プロパン・ブタンニュース 新年特大号 経済性、環境性、節電、停電対策などでメリット 今年度のがっこ学校教室への空調機導入事業において、GHPはEHPに対し経済性や環境性、節電貢献、停電対策などで優位に立つ。第一に導入から更新(廃棄)までのトータルコストにおけるGHPの優位性だ。一般にGHP営業では、イニシャルコストにおけるEHPのメリットを、GHPが有利となるランニングコストの差で回収し、導入から更新(廃棄)までのトータルコストでの優位性を訴える。 GHPはEHPよりも複雑な構造になっており、部品数も多い。生産台数にも違いがあるため機器代金はEHPよりも高くなる。一方、ランニングコストについては、電気料金は基本料金が占める割合が大きく価格設定もピーク時を基本とするため、都市ガス屋LPガスの業務用料金と比べて割高になりGHPが有利になる。 特に今回の教室へのエアコン導入事業では、GHP導入の優位性は圧倒的だ。今回の補助金では、補助率は設置費用の3分の1であるが、残る3分の2がすべて地方債になるため元利償還金(返済金)の交付税算入比率が上昇し、自治体の設置費用の4分の1程度に抑えられる。そのため、EHPのGHPに対するイニシャルコストのメリットが大きく後退し、経済性におけるGHPの優位性は圧倒的だ。 環境性では、EHPもGHPも高効率な空調機に進化しており、GHPでは超高効率GHPエグゼアⅡが高い評価を得ている。また、でんきは発電や送電におけるエネルギーロスがあるが、分散型エネルギーであるLPガスにはエネルギーロスがない。 節電貢献については、GHPがそもそも電力負荷平準化を目的に開発された空調機であり、停電対応でもGHPには電源自立型GHPがラインアップされている。なお、設置性についてはGHPはエンジンを搭載しているのでEHPに比べて大きくなるが、近年ではエンジンのダウンサイジングが図られ、小型・軽量化が進んでいる。 【池田商会】
イニシャルコスト、ランニングコストだけでなく、補助金を活用するとささらに効果的な設備投資ができます。 当社はこれらの補助金の申請代行まで受け付けていますが、2019年度の補助事業は前年比較で5倍以上の補助額となり、業界では大騒ぎです。 自治体の場合は、上記のような補助事業が推進されていますが、民間企業や第3セクター企業は当社がお勧めする下記の補助金を是非ご活用ください。 http://saigaibulk.net/ 補助率は3分の2、上限1億円/申請です。 7月がすでに第2公募期限となっていますが、どうやら第1公募ですでに予算の半分以上は申し込みがあったようですので、お急ぎお問い合わせください。 来季でご検討の方もお問い合わせください。 まだ、来期も補助金があるかは発表されていませんが、急になくなるような補助金ではありません。 補助金を想定して準備をしておくことが重要だと考えます。 コメントの受け付けは終了しました。
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